岐阜新聞の3月21日(土)朝刊、コラム素描でサラダコスモ社長の中田智洋の記事が連載。
その3回目です。今回は「300万円と30億円」というテーマで記事が紹介されました。
業界の先陣を切った無漂白と直販体制で社業は急速に伸びたのだが、落とし穴がまっていた。
社を継いで五年後、三十五歳、私は売り上げの大幅増でいい気になっていた・・・
・・・三百万円がないと一千万円の手形が不渡りになる事態に、私は青くなった。
黒字倒産か、と全身が固まった。何とか小さな信用金庫に助けてもらい、事なきを得たが、私は未熟さを痛感し、何よりも人として信頼されることを心がけるようになった。
その四年後、日本興業銀行(当時)名古屋支店から三十億円の融資を受けることになった。
と、文章は続きます。
日本興業銀行はキングオブバンクと呼ばれ、国の事業を支援するような銀行。
当時、売り上げが11億円の地方の中小企業に30億円の融資を頂けたのは、あの300万円で苦労した中田社長があったからかも知れません。
日本興業銀行のエピソードについてはこちら
第四回目は、3月28日(土)です。お楽しみに。