こんにちは!サラコスです。
2008年12月2日火曜日にお届けの
♪新鮮 発芽野菜通信♪です。
今日は
「太陽暦採用の公布・大晦日になった日」です。
1872(明治5)年太陽暦採用が公布され、
旧暦の明治5年12月3日が明治6年1月1日になり、
明治5年は12月2日で終わることになりました。
1日でも惜しい、暮れの押し迫ったこの時期の改暦に
当時の混乱ぶりが想像できます。
しかし、この時期に改暦しなければらない事情があったようです。
明治維新後の新政府の悩みは財政不足。
新しい制度を整備するために
大量に雇った官僚の給料が払えず、
12月2日の次の日が1月1日になれば、
12月分の給料を払わなくてすむという苦肉の策だったんだとか。
あまりのドタバタですが
そのため肝心なことを忘れていたようで、
閏年の誤差(100年に一度閏年が発生しない)の問題に
気が付いたのは、明治30年(1897年)
いよいよ19世紀が終わり、
このままだと100年に一度の
1900年に閏年を迎えてしまうことに
やっと気づいたんだとか。
そのため、明治31年(1898年)
ギリギリのところで、
単純な太陽暦から、
現在も使われているグレゴリオ暦に改暦されました。
暦ひとつをとってみても
この時代の悪戦苦闘・右往左往の末
現在の基礎が築かれているのがわかります。
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