【お問合せ】ブロッコリースプラウト育て方について

Q.初めまして、夏休みの自由研究にブロッコリースプラウトを育てた小学２年生です。
>育てる条件を変えて５種類育ててみました。
>①普通に育てる
>②最初から明るいところで育てる
>③水をたくさん入れて育てる
>④冷蔵庫で温度を低くして育てる
>⑤土で育てる
>（①、③～⑤は暗くして育てました）
>育て終って、疑問があったので、教えてもらえませんか？

>１、種はどうやってとるんですか？

⇒ブロッコリーはアブラナ科の野菜になりますので、かいわれ大根などと同様のサヤがなります。
その中に種は入っています。サヤを割って収穫します。
ブロッコリーの種の収穫についてのサイトも探してみましたが、見つかりませんでした。
以前、イタリアの契約栽培の畑で、かいわれ大根の品質UPのために収穫に立ち会った時の情報ページがありましたので、そちらをお知らせします。
http://www.rakuten.co.jp/saladcosmo/557137/596571/

かいわれ大根の種子
メディトゥレイニアンブルーの空に
吸い込まれそう。

の写真をご覧ください。

>２、水をたくさん入れたらほとんど芽が出ませんでした。どうしてですか？

⇒種が発芽するためには、水と空気、それと適当な温度が必要です。
その後、少し育つために必要な栄養分はあらかじめ種の中に用意されています。
ですから、水の中に沈んでしまっていたとしたら、空気(酸素)がないので窒息死してしまったと考えられます。

>３、土で育てても普通に育ちました。どうして土じゃいけないんですか？

⇒もちろん土でも大丈夫です。
ずっと昔、かいわれ大根が生産し始められた頃は土耕栽培でした。
ですが、コストダウンや作業性など考えて、ハウスの中で水耕栽培で育てるようになってから
大量に安く作れるようになりました。
ブロッコリースプラウトもかいわれ大根同様水耕栽培で育てることで、
今のスーパーで売っている価格で生産することができます。

>４、最初から明るいところで育てたら、上に伸びないで、丸まったりして、背が伸びなくなりました。
>どうしてですか？

⇒当社でも、発芽して1日くらいはムロといって、
湿度が高く室温も暖かい、暗い部屋で大切に大切に育てます。
いわいる、人間で言いますと、赤ちゃんの状態になります。
ですから、いきなり、光を当ててしまうと紫外線などにやられてしまうのかもしれません。

>５、どうして温度を下げると芽が出にくいのですか？

⇒ブロッコリースプラウトも生き物です。

人間にたとえると分かりやすいかもしれません。
冬の寒い日は、活動が活発にならないですよね。
逆に夏の暑い日は汗もでますが、新陳代謝がよくなると思います。
冷蔵庫といえば、5℃くらいが多いと思いますが、植物にとっても寒い状態です。

暖かい方が、成長も早くなるのです。

今度は、逆に温度が高すぎると高温で死んでしまいます。
人間も、熱い夏の日には熱中症で病気になったり、風邪で39℃の熱を出してしまうと辛くて寝込んでしまいますよね。

丁度良い温度があると思います。
18℃～28℃くらいが快適な生活しやすい温度ではないでしょうか？
ブロッコリースプラウト(新芽)が成長するための環境も一緒だと思います。

お応えになっていましたでしょうか？

また、不明点やご質問がありましたらお気軽にお問合せください。

今後ともよろしくお願いします。

サラダコスモ　宮地

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