こんにちは!サラコスです。
2007年12月4日火曜日にお届けの
♪新鮮 発芽野菜通信♪です。
今日は「血清療法の日」です。
1890(明治23)年、
北里柴三郎とエミール・ベーリングが
破傷風とジフテリアの血清療法の発見を
発表した日です。
血清療法というのは、
ウマなどの動物の体に病原体・
またはその毒素を繰り返し注射すると、
血清中に病原体に対する抗体ができるうようになり、
この血清を免疫血清といい、
この血清を患者に注射して、
抗原抗体反応を利用して治療する方法のことです。
この免疫血清はウマなどの動物の体を
借りなくては出来ませんが、
現在、
バイオ技術の分野での研究が進められているようです。
100年以上前、いずれは、
動物の体を借りなくても
免疫抗体を作ることができると
北里博士はすでに思っていたんだとか。
明治の人の想像力に驚かされます。
過去の想像を現実のものに変えていく現在の技術。
破傷風もジフテリアも細菌に感染することによって
引き起こされる感染症で、
時には命にかかわる重篤な症状を引き起こす病気です。
現在日本では、幼児期の三種混合の予防接種により、
感染する症例は殆どみられなくなっていますが、
世界的にはまだまだ大流行する可能性がある
命にかかわる病気です。
こ血清療法発見の業績により、エミール・ベーリングは
ノーベル賞を受賞しましたが、
北里博士は候補にはあがったものの、
受賞にはいたらなかったんだとか。
《新着情報》
〇「ことわざからレシピ」更新。「大根おろしに医者いらず」 旬の野菜大根そのうえ医者いらず。
〇「スプラウト日記」更新中。「セラミックパークMINO「器と食」に参加」他。
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