こんにちは!サラコスです。
2007年8月14日火曜日にお届けの
♪新鮮 発芽野菜通信♪です。
今日は1748年大阪・竹本座で
人形浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」が
初演された日です。
「忠臣蔵」といえば
同年12月1日より
大阪道頓堀中の芝居で歌舞伎化。
翌1749年、江戸の森田座で初演。
以降、現在に至るまで
260年近くも途切れることなく
世紀をまたいで上演され続けている演目です。
その間、平坦な時代ばかりではありませんでした。
江戸の時代には、
赤穂浪士の物語は、武家社会のスキャンダルであり
幕政批判に通じかねないと、
上演が繰り返し弾圧されました。
50年経ってようやく上演が許されることに。
昭和に入り、第二次世界大戦後の占領下では
占領軍により、
歌舞伎は愛国心(忠義)につながるという理由で
弾圧されました。
この危機から救ってくれたのは
GHQの総司令官の副官フォービアン・バワーズ陸軍少佐であったとか。
少佐は大戦前に日本滞在経験があり、
大の歌舞伎好きで、理解も深く
歌舞伎の根底に流れているのは、
軍国主義ではなく
人間ドラマであることを知っていたと言われています。
サンフランシスコ講和条約後、
日本が復興を遂げつつある1960年、
アメリカ東海岸で、
日本の歌舞伎が上演されることになった時
「忠臣蔵」も演目に含まれていました。
ところが、半官が「ハラキリ」をするのは、
いかがなものかと日本外務省から横槍が入った時に
「半官が切腹しないなんてカブキではありません!」と
またもや救いの神となったのは
軍を辞め、ニューヨークに移り住んでいた
フォービアン・バワーズだったのだとか。
現代に続くまで守られ続けている日本文化が
決して、日本人の手によってだけ
守られていたのではないことを知る
人形浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」初演の日。
明日は、終戦の日。
《新着情報》
〇「季節のおしながき」更新。
「夏休みランチレシピ3」便利なワンプレートレシピ
〇「スプラウト日記」更新。「ちこり村の夏休み」ちこり村で フリマのお知らせ。他。
以上のような内容になっています。
サラダコスモのHPは、その時々の会社の動きや話題を伝えて行きます。