こんにちは!サラコスです。
2006年8月29日火曜日にお届けの
♪新鮮 発芽野菜通信♪です。
1929年の今日、ドイツの飛行船「ツェッペリン伯号」が
22日間の世界一周に成功しました。
この飛行船、8月19日には、
土浦・海軍航空隊霞ヶ浦飛行場
(現陸自霞ヶ浦駐屯地)に降り立っています。
1924年(大正13)、
同飛行場に大飛行船の格納庫が完成しました。
この格納庫は第1次世界大戦で日本が勝ち、
ドイツから押収したもので長さ240メートル、
高さ35メートル、間口73メートルもあり、
その当時の上野駅がすっぽり入る大きさだったとか。
この格納庫の完成を記念しての飛来でした。
日本の飛行船の歴史は、
明治10(1877)年西南戦争に
初めて人を乗せての飛行がされました。
その後も日露戦争の旅順港閉鎖作戦で
偵察や観測のために使われ、
その後も軍事的な利用が
第二次世界大戦まで続いていたようです。
最近では、
昨年開催された愛知博のキャンペーンのために
ツェッペリンNT号が飛来していたり、
その姿・形やのんびりした感じから
とても平和的なイメージの強い飛行船ですが、
そのイメージとは裏腹に
日本の飛行船の歴史は、戦争とともにありました。
今日は、「飛行船ツェッペリン伯号世界一周の日」です。
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