こんにちは!サラコスです。
2006年7月11日火曜日にお届けの
♪新鮮 発芽野菜通信♪です。
1946年文部省がローマ字教育を
採用すると通達した日です。
以来、今では小学4年生が
義務教育として学ぶローマ字ですが、
1549年のキリスト教布教とともに
日本に伝来して以来
オランダ式ローマ字やドイツ式ローマ字や
フランス式ローマ字が
その時勢によって用いられた後、
英語式ローマ字(ヘボン式タ行がta chi tsu te to)が
用いられるようになりました。
その後日本語の五十音図にあわせて
日本式ローマ字(タ行ta ti tu te to)が
提唱されるようになり、
この日本式を少し省略したものが訓令式ローマ字になります。
公文書などでは、一般的に訓令式が使用されるようですが、
「普通一般には国内規格も国際規格も尊重されない」
ということで、各種のつづり方やローマ字入力方式などが
個々の判断で用いられているという現状のようです。
とても曖昧で寛容な存在、ローマ字です。
歴史的事実として
昭和21年(1946年)3月31日に出した
第一次アメリカ教育使節団報告書において、
日本語に使用される文字数を大幅に減らして
日本語の習得を早くできるようにするために、
日本語の主たる表記を
ローマ字とすべきだという主張(ローマ字論)がなされたが、
批判が大きくその意見は退けられた。
ということがあったそうです。
同音異語が多い日本語では、
大混乱になったことでしょう。
中国の漢字と日本のかな文字の組み合わせからなる
日本語の書き言葉の存在自身が
曖昧で寛容な要素を持っているような気もします。
そんな日本語の存在を改めて考えるローマ字の日。
今、一番ローマ字を意識するのは
パソコンのキーボード入力の時かもしれません。
《新着情報》
○「サラダコスモ迷走図!?」更新。今、三木生産センターが 熱い!?
○「夏のおしながき」ワールドカップに学ぶ!?ねばねばパワ ーレシピの紹介です。
他