パラグアイ【心はひとつ 豆腐100万丁支援】ギアリンクスの活動で
何度も東北に豆腐を乗せたトラックを走らせた渡会さん、
かねてより気になっていた朝日新聞の連載
‘プロメテウスの罠’―病院奮闘す―
2012年7月3日火曜日24号 2012年7月4日水曜日25号
原発から30キロ圏内、双葉郡に唯一残った高野病院。
度会さんが思い切って、この高野病院に「お豆腐を届けても良いですか」と電話をかけたことで
【心はひとつ】豆腐をお届けすることになりました。
その高野病院の事務長さんであり
今回のきっかけとなった
朝日新聞に連載をしている高野巳保(みお)さんからお手紙が届きました。
当時、双葉郡に唯一残った病院ということで
美談として取り上げようとするマスコミからの問い合わせがたくさんあったそうです。
1年もすればそんな話は忘れられるのだから、自分たちの業務を粛々とやるだけだ
という院長の方針で取材は一切断ったそうです。
1年以上経った今、震災後と何も変わらない、むしろ悪くなる一方の現状を
もっと広く知っていただく必要があるのではなか
原発事故は風化され忘れられてしまうのではないか
そんな思いから連載を始められたそうです。
連載が終わったらまた忘れられてしまうのではないか
だれか一人でもいいのでこの地の現状を記憶に残してくれたら・・・・
と手紙に書かれていました。
同封されていた病院のパンフレットより。