週刊新潮の
3月15日震災一周年追悼号に
『パラグアイからやってきた一番喜ばれた救援物資』
が掲載されています。
最初の3か月くらいは、おにぎりやパンくらいしか口にできませんでしたから
豆腐をお届けすると『津波の後、初めて食べられて嬉しかった』と感謝されました。
『盛岡市は、全国県庁所在地の中で豆腐消費量が日本一。私も冷や奴や湯豆腐にして良く食べます』
パラグアイの日系人
被災者から喜ばれた豆腐は、一体どこからやってきたのか。
先の平川社長が説明する。
『岐阜県のギアリンクスという会社から昨年4月、加工委託の電話が来たのがきっかけです。
2月末までに絹ごし豆腐を38万5000丁作りました。うちだけでパラグアイの大豆を約25トン使っています』
日本からパラグアイに移民した日系移民のみなさんから
大豆100トンの提供があり
ギアリンクスが豆腐100万丁にして東北に届ける
【心はひとつ 豆腐100万丁支援】の活動。
『100万丁計画は、2月22日目標を達成しましたが、途中で一人でも食べられるようにサイズを小さく
したので大豆はあまっている。それを使いきるまでは続けるつもりです。あくまで善意の活動。無料で配っているので3000万円の赤字ですがね』
と、渡辺隊長のコメントも載っています。
地球の反対からやって来た大豆で作られた豆腐。被災者がこの味を忘れることはあるまい。
と締めくくられています。
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