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『ニュースの深層』に
先日の【豆腐100万丁支援】ギアリンクスツアーのことが掲載されています。
今回、南米を訪問したのは、南米で農場経営や日系移民支援を展開している「ギアリンクス」(本社・岐阜県美濃加茂市)が募集したツアーに参加したからだ。昨年10月27日付の本コラムでもその活動は紹介した。ギアリンクスは、岐阜県が食糧危機に陥った際に優先的に食糧を供給する協定を結んでいる。このため、食糧の宝庫である南米に太いネットワークを持つ。
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ペルーやブラジルに比べてパラグアイへの移住の歴史は浅く、戦後の1960年代初めに移住が本格化した。日本人が原野を切り開き、まずトマトなどの野菜栽培から取組み、大豆栽培に転じた。パラグアイの道路は「大豆ロード」と呼ばれるほど収穫期にはトラックが列をなし、アルゼンチンなどに向かって走る。パラグアイの経済を支える大豆は日本人が開発してきた歴史があるため、その功績から日本人への信頼は絶大なものがある。
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こうした一人ひとりの移住者の覚悟と献身的な努力がパラグアイの農業国としての地位を高め、それが日本人への信頼、現地での日本ブランドの醸成につながっているのであろう。国際社会での日本のプレゼンスが下がっていることがよく指摘されるが、自戒の念も込めて、移住者から学ぶべき点は多いと感じる。
パラグアイはまだ中国と国交がない。資源や食糧を買い漁るなど世界を席巻している中国パワーは表面的には感じられなかった。しかも親日的である。将来の食糧危機に備えてこうした国と戦略的なパートナーシップを構築することも重要な外交政策ではないか。日系移民とのネットワークを強化し、日系移民から輸入する穀物などは食糧自給率に組み込むくらいの戦略性があってもいいだろう。
詳しくは、
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http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31811
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