こんにちは!サラコスです。
2011年8月30日火曜日にお届けの
♪新鮮 発芽野菜通信♪です。
今日は『富士山観測所記念日』です。
1895(明治29)年のこの日、
富士山頂に民間人が私財を投じた
野中測候所が開設しました。
現在の天気予報にかかせない上空の気象データ。
気象衛星や気象レーダーがなかった当時、
高い空の状況を知るにはどうしたらよいか?
『富士山がある』と考えた人物がいました。
それが、民間人の野中至。
幕末の1867(慶応3)年生まれ。
とても気骨のある人物だったようで、
登山するのも、越冬するのも非常に困難だった
富士山頂に観測所を設置し、
通年観測を試みました。
とは言え、
たった一人で毎日毎日
2時間ごとの寝る間もない観測、
見かねた野中夫人が衣食住の世話だけでも
と登頂しましたが、
寒さと高山病、栄養失調で歩くこともできなくなり
最後には、膝に草履をくくり付け、
這って観測を続けていたんだとか。
同年12月22日、このままでは夫妻の命が危ないと
救助隊に説得され、担がれて下山しました。
『高い空の気象がわからないで、天気予報が出せるわけがない』
この、野中至の強い思いが後に、
1930(昭和5)年中気象台(気象庁の前身)の越冬観測に引き継がれ
1933(昭和8)年通年観測が始まりました。
野中夫妻の命がけの夢が実現することになりました。
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