こんにちは!サラコスです。
2011年7月5日火曜日にお届けの
♪新鮮 発芽野菜通信♪です。
今日は、「切子の日」
江戸切子の文様のひとつ魚子なな(7)こ(5)の語呂合わせから。
江戸時代、庶民の生活から生まれた江戸切子は、
矢来、菊、麻の葉模様など身近な和模様を繊細に切り子の模様にしています。
明治以後は、
薩摩切子廃絶に伴う技術の移転
そしてイギリス・アイルランドのカットグラス技術等が
融合して現代に伝わり
加工方法も、文様を受け継ぎつつ
手摺りからホイールを用いたものへ移行して行っています。
もうひとつの切り子、薩摩切子は
薩摩藩の産業復興のため、第10代薩摩藩主島津斉興によって始められ
11代藩主島津斉彬が集成館事業の一環として進められました。
いわばお殿様の命令によって興された産業でしたが
斉彬の死と幕末の動乱の中で工場は消滅し、
その伝統を伝えるものはなくなってしまたんだとか。
しかし、その細工はとても細かく、
「ぼかし」などの独特な技法がみられ大変美しいもので
近年復刻生産されています。
対して、江戸切子は
技術だけでなく文様や用途までも
身近な庶民の暮らしとともに発展して行ったことから
震災や戦争などの困難を経ても
途絶えることなく現代に受け継がれています。
それは、
『庶民が育てた文化』であったからかもしれません。
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