東日本大震災とかがり火

2011年4月発行の
地域で学び、地域で遊ぶためのヒューマンネットワークマガジン
『かがり火』に
㈱サラダコスモ・ちこり村に縁の深い方々が
この度の東日本大震災について
それぞれの立場で思うこと、メッセージを載せています。


記事向かって右のメッセージは、
『トイレ掃除』でお世話になっている、
株式会社イエローハット創業者で日本を美しくする会の相談役の鍵山秀三郎氏のメッセージ

日本人全員に降りかかった災難ととらえなければいけない

前略
　私は以前、仙台出身の塩沼亮潤大阿闍梨から「代受苦」という言葉を教わりました。

他人の苦しみを代りに受けてくれることです。
東北の人たちは私たちの代りに苦難を引き受けてくれたのです。
　
　だから、今度の震災について「東北や北関東の方は気の毒だった」というような見方をしていては、復興が進まないし、国力が衰退していくでしょう。この地震を日本人全員が自分に起きたのだと思って、こころを一つにして一緒に復興に尽くせば、私は5年後には奇跡の復興を果たすだろうと信じています。

広島に原爆がを落とされた時、100年間は草も生えないと言われました。終戦の年、私の家があった九段坂から眺めた東京の光景は、いまの三陸地方の光景と同じでした。すべて灰燼に期してしまったのです。

それなのに日本は見事に復興しました。私は日本人の底力を信じています。(談・2011・3・25)

向かって左のメッセージは、
日本の食糧確保と南米日系農家支援の㈱ギアリンクスの役員でもある
桜井食品(㈱)の桜井芳明氏のメッセージが掲載されています。

陸前高田市に救援物資を届けてきました

震災後、すぐに自社の即席ラーメン１万食とか「救援物資のある方は会社に届けてください」とブログに載せたところあっという間に集まったトラック2台分の救援物資を載せて東北へ向かったそうです。

前略　
　　東北道をトラックで走りましたが、いろんな自治体の支援物資のトラックと共に走りました。各自治体がどこを支援するのか、何を支援するのかをあらかじめ決めておけば、手の届かない場所はなくなるのではと思います。

【マスコミ】【雑誌】