2010年11月20日(土)
食糧確保のギアリンクス10周年記念式典
&ペルー産ぶどう焼酎『ピスコ』日本国内初お披露目会がちこり村で行われ
在駐日ペルー大使、パラグアイイグアス農協前組合長他、
日本からは生活協同組合やお豆腐の生産者をはじめ、岐阜県古田知事、中津川大山市長も出席され盛大に開催されました。

ちこり村内には、ペルーの民族音楽が流れ

ケーナやサンポーニャの調べがインカの風を運んできます。
㈱ギアリンクスは今から10年前、
岐阜県の食糧確保計画に呼応して純粋な民間企業ながら、
極めて公共性の高い活動を
アルゼンチンを生産拠点として緊急時の食糧確保を目的に活動してきました。
2003年には、パラグアイ日系農協中央会との間で『食糧供給協定書』を結び、
以来、イグアス農協の日本人農家さんが生産する農作物の応援を行ってきました。
今後ちこり村で販売を開始するペルーの日本人農家さんが生産した
『ピスコ』の初お披露目も一緒に行われました。

『ピスコ』は、ブドウを発酵させて蒸留したペルーの伝統的な蒸留酒で、
地元民族の言葉で―神の使い―を意味するそうです。
今回ちこり村で販売されるピスコは、
沖縄県出身の城間(ぐすくま)ファミリーが
ペルーの南部の古い町カニエテで生産しています。
今、ペルー産『ピスコ』は船に揺られて太平洋を渡っています。
もうすぐ、日本に到着の予定です。
豊かなブドウの香りに満たされるのは、もうすぐです。