こんにちは!サラコスです。
2010年3月30日火曜日にお届けの
♪新鮮 発芽野菜通信♪です。
1858年の今日
アメリカのハイマン・リップマンが
「消しゴム付き鉛筆」を発明しました。
鉛筆と消しゴムを交互に使うことを
煩わしく思っていた画家が
鉛筆にニカワで消しゴムをくっつけることを考えついた頃
日本は幕末
安政の大獄が行われる頃です。
この頃の日本にとって
鉛筆はまだまだ縁のないものの様な気がしますが、
日本で最初に鉛筆を使用したのは徳川家康なんだとか。
家康の鉛筆として残っている
17世紀に作られた鉛筆は
作りがほぼ現代のものと同じだったようです。
日本の鉛筆といえば、1887年創業の三菱鉛筆。
とはいえこの鉛筆と三菱グループとはまったく関係がありません。
ご存知三菱グループの三菱は
創業者の岩崎弥太郎の家紋と
土佐藩山内家の家紋から由来するという話は有名ですが
岩崎弥太郎の三菱ブランドが誕生する以前から
三菱鉛筆創業者の真崎鉛筆が
鉛筆の濃さの種類が硬・中・軟の三種類だったことと
真崎家の家紋からこの三菱マークを使用していたんだとか。
真崎鉛筆が三菱マークの鉛筆を作ったのが明治36年、
財閥系の三菱マークが今の形になったのが
明治43年のことだったんだとか。
今なら色々揉めそうな商標ですが
現に色々面倒なこともあったようですが
そのまま現在にいたっているところに
当時の日本の
おおらかさというか!?
懐の深さというか!?
を感じる「消しゴム付き鉛筆」の日です。
このアメリカで発明された「消しゴム付き鉛筆」は
後に新規性のある発明ではない
とされ特許を取り消されています。
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