こんにちは!サラコスです。
2009年10月13日火曜日にお届けの
♪新鮮 発芽野菜通信♪です。
今日は『麻酔の日』です。
1804年華岡青洲が世界で初めて全身麻酔による
乳癌手術を成功させた日。
鎖国していた当時の日本で
世界で初めての全身麻酔の手術が
行われたことに驚きます。
青洲は『内外合一 活物窮理』を唱え、
内科(漢方医学)と外科(オランダ医学)を区別せず
机上の空論ではなく
実験や実証を重んじたんだとか。
麻酔薬『通仙散』を完成させるために
動物実験を重ね
いよいよ人体実験が必要になると
青洲の母於継と妻加恵が
実験台になることを申し出
数回にわたる人体実験の後
母於継の死、妻加恵の失明という
すざましい献身の末の成功でした。
『通仙散』の主成分は
薬草チョウセンアサガオやトリカブトなどで
いづれも毒草という面ももっており
人体実験がどれほど危険なものだったか想像されます。
人の生死をわける
諸刃の剣
『麻酔手術に成功した日』にお届けです。
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