碧南市 棚宗サラダ農園 姉妹訪問

台風も近づく8月10日(月)。

日経新聞の樫原さんの紹介で、ご縁を頂き棚宗サラダ農園の自然栽培に取り組む姉妹を訪問。

除草や土づくりなど農業は大変奥が深く、いろいろな栽培方法やノウハウがあります。
ちこり芋栽培をするサラダコスモにとって、少しでも参考になるのではないか？と見学させて頂きました。

自然栽培とは？
化学肥料や農薬・有機肥料・自然堆肥を一切使用しないで作物を栽培する農法のことです。
無農薬栽培とも違い肥料も使いません。自然にあるものしか使わないので安全性は非常に高い。

自然栽培・無肥料無農薬栽培・無施肥無農薬栽培・無肥料無農薬栽培・スリーエフ農法など様々な農法があるようですが、
基本的には自然な環境で栽培を行うという考え方は共通しているようです。

ニンジンやサツマイモや落花生などを栽培していました。

特に驚いたのが、大豆やムギを肥料の変わりに栽培して収穫せずに畑にかえしていました。その畑が右側の写真です。

棚宗さん曰く、「農薬などの薬を使うとだんだん抵抗力などがなくなる。」といいます。
「連作障害も出てきます。私たちは薬を使う西洋医学ではなく、免疫力を高めて病気にならない東洋医学を選んだのです。
雑草にも、三日草、馬シバ、蚊帳ツリ草、猫じゃらし、カラスのエンドウなどなどたくさんの種類があります。
その雑草の根には微生物がたくさん住んでいますが、除草剤を使用するとその微生物が死んでしまいます。
それぞれの雑草にたくさんの微生物がいるから作物がしっかり育つ。
農薬や肥料は一切使用しないで、自然にあるもので育てます。」

オーガニック栽培を応援するサラダコスモ。
同じ農業で苦労する同志として、勇気付けられる出会いでした。

非効率で、除草や収穫も大変です。収量も落ちたといいます。

しかし、棚宗さんのような自然であるがままな生き方をする姿を目の当たりにして、
そんな農家が光を浴びるそんな時代が来ることを願ってやみません。


●追伸、自然農法の師匠は、木村秋則という青森のりんご農家さん。
奇跡のリンゴという本も出版されています。

農薬や化学肥料を使わない自然栽培という農法で有名な方だそうです。

農薬や化学肥料を使った農業をこれまでは取り組んでこられた棚宗さん姉妹が挑戦しようと思った自然農法とは？

早速、取り寄せて読んでみたいと思います。
・奇跡のリンゴ

・リンゴが教えてくれたこと